Ehime’s Sake Week in Barcelona 2011 日本食文化を世界へ向けて 2011年10月18日(火)~20日(木)の3日間、スペイン・バルセロナで、Ehime’s Sake Weekが開催されました。この催しは、温暖な気候、豊かな海と山の幸に恵まれた食文化、柑橘類の産地、などの類似性から、愛媛県の日本酒は、イタリアをはじめ地中海諸国の食べ物に合うのではないか、という当会の提案をきっかに始まりました。現地で開催したEhime’s Sake Weekでは、グルメ評論家をはじめ、エル・ブジなどレストラン関係者、ソムリエ、ワイン関係者などの食の専門家たちが、日本酒の味わいと、地元カタルーニャ料理とのマリアージュに驚きと賞賛をもって迎え入れ、全国新聞EL PAISにとりあげられるなど、愛媛の酒が、スペインでの第一歩を踏み出した記念すべき3日間となりました。 18日 日本酒セミナー @Vila Vinteca 19日 マリアージュを楽しむ会 @レストランSant Pau バルセロナの老舗ワインショップのラボで、日本酒ティスティングセミナーを開催。 バルセロナではまだ、本格的に日本酒を取り扱うレストランや専門店が少ないにもかかわらず、食の関係者たちの、日本酒熱が、非常な高まりをみせていることに驚きました。 日本酒に関する正しい情報と知識をとても強く求めています。 世界が認めるミシュラン3つ星、その3つ星を、世界ではじめて女性シェフとして獲得した、カルメ・ルスカリェダシェフのレストランサン・パウ本店は、バルセロナから車で40分ほど行った、海辺の小さな街、シェフの生まれ故郷のサン・ポール・デル・マルにあります。世界中のグルメたちが集まるこの静かな街に、この日は、日本酒とカルメシェフの料理のマリアージュという、世界ではじめての試みに、各界の実力者たちが勢ぞろいしました。錚々たるメンバー皆の意見が一致したのは、様々なチーズと日本酒のマリアージュの素晴らしさです。 19日 マリアージュを楽しむ会 @レストランSant Pau バルセロナ市内にあるレストランICHOは、市内で一番日本酒を取り揃えている、日本料理をベースにした、モダンカタルーニャ料理のレストランです。 親日派で、東日本大震災後、学校再建のための寄付金を仙台市に届ける為に来日もした、映画監督イサベル・コイシェ女史(代表作「死ぬまでにしたい10のこと」「ナイト・トーキョーデイ」など)も参加したこのマリアージュの会では、イベリコ・ハムと日本酒のマリアージュが、大きな話題となりました。 Tweet 日本食文化を世界へ向けて