2013 欧州3ヶ国において宮城県の牡蠣文化を紹介 日本食文化を世界へ向けて <しおがま浦戸の牡蠣を世界へ!>プロジェクトメンバー5人は、2月9日~17日まで、フランス、ポーランド、ドイツの3ヶ国を巡回し、宮城県の牡蠣を中心とした日本の郷土の食文化を紹介してきました。 この事業は、国際交流基金が主催する、日本食文化を海外へ紹介するプロジェクトに、宮城県浦戸諸島の牡蠣を応援している弊社代表の手島麻記子が応募し、採択されたことにより実施されました。 欧州では、生食以外の食べ方をほとんどしない牡蠣を、牡蠣の剥き方をはじめ、日本の料理法で紹介し、試食してもらったところ、3ヶ国すべてにおいて大好評であったことは、日本の食文化のあらたな魅力を発見することに繋がりました。 3ヶ国での紹介メニュー *牡蠣の佃煮 *牡蠣の田楽味噌焼き *牡蠣ごはん *揚げかまぼこ *ずんだもち 日本から持ち込んだ、カラフルなお弁当箱が大好評。 牡蠣の地元、塩竃にある浦霞の純米酒と共に、3ヶ国の皆さんに味わってもらいました。 プロジェクトメンバー5人 左より、 プロジェクト代表:手島 麻記子 牡蠣養殖生産家:内海 公男 宮城県漁業協同組合塩釜浦戸支所職員:内海 幸子 料理研究家:渡辺 せつ フード゙・テーブルコーディネーター:萩平 和嘉子 宮城県の伝統的工芸品を使ったテーブルコーディネートと共に 宮城県の伝統的工芸品であるこけしのお雛様と共に、 ひな祭りのテーブルコーディネートを展示し、日本の 伝統行事には、日本酒が欠かせないことも紹介しました。 12日 ポーランド・ ワルシャワ@AKADEMIA KULUNARINA(民間の料理学校) 上)ここ5年ほどの間にワルシャワでは、200店あまりの寿司屋ができるほどの日本食ブーム。本物の日本食の味を求めて、熱心な参加者たちが多数集まった。昆布とかつおの基本出汁を使った牡蠣ごはんの味わいには、賛否が分かれ、食文化の違いがとても興味深かった。 上)ポーランドで最も著名な料理評論家のノバック氏(中央の赤い服の男性)が参加。翌朝の全国ネットTVでオンエアされ、ノバック氏は、牡蠣の媚薬効果について強調。日本のアフロディジアックな食材として紹介された。 上)牡蠣の田楽味噌焼きと 佃煮が大好評。 16日 ドイツ・ドルトムント@Romberg-Berufskolleg(ドルトムント市職業訓練学校) 左)レクチャー&デモの会場のゲストテーブルには、宮城の県旗が用意され、ドイツの皆さんからのあたたかなエールに感激した。 左)揚げかまぼこと日本酒の相性を絶賛される。 左)10代から20代の若い生徒さんたちを対象としたワークショップでは、笹の葉を使った、牡蠣ご飯を盛りつける器づくりの実習に、皆が熱心に取り組んだ。若い人らしく、牡蠣ご飯が一番人気に。 Tweet 日本食文化を世界へ向けて